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京菓子04イメージ
外郎(ういろう)
上用粉と餅粉に砂糖を加えて蒸した菓子が外郎(ういろう)です。透明感のある薄い生地と、そのひかえめなもっちりさのある舌触りが外郎の特徴です。加工がしやすく多彩な季節の風物詩を表現することができます。「外郎」という名前は、薬に由来すると言われています。鎌倉時代の頃、中国から日本に渡ってきたとされる陳氏が「礼部員外郎(れいぶのいんういろう)」という役職に就いたとされ、その役職から日本で「外郎」と名乗っていました。そののちに「透頂香(とうちんこう)」という薬を広めたのですが、その薬の名前が「外郎」と呼ばれ、その薬に似ていた菓子が、「外郎」と一緒に呼ばれるようになったと伝っています。
六月には、俵屋吉冨では鉄線花の咲く姿を表現する外郎「鉄仙」をお作りしています。薄く伸ばした紫色の外郎生地に白あんをのせ、花びらの形が出るように木べらを使って表現し、初夏の薫りをお届けします。そして、十一月には「いちょう」を用意しています。いちょうの葉の形を模した黄色の外郎生地が、白こしあんをやわらかく包み込み、いちょうの落ち葉が舞う秋の空気感を創出しています。
 どうぞ四季折々の風情を楽しみながら、外郎の魅力を存分にご堪能ください。

四季の外郎
春・すみれ草

春・すみれ草 

夏・鉄仙

夏・鉄仙 

秋・いちょう

秋・いちょう 

冬・下萌

冬・下萌 



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